私には貴方だけ


「はいそこイチャつかない。」






お兄様は私と怜夜様をビリっと剥がした。





「姫奈ちゃんの浴衣は僕が用意するね!」






どうやら希沙様のお母様が有名なデザイナーらしい。





浴衣も着るの初めてだから楽しみだ。





「楽しみにしてます」





それからは、私の護衛をどうするかとか、警備を固めるかとか、男5人で話し合っていた。






つまり、私は暇なわけで。




ウトウトと眠くなって舟を漕いでいた。






寝かかっていると、フワリと身体が浮いた。





「姫奈、ベットまで我慢しろ。」






「はぃ……」





俗に言うお姫様抱っこをされていて、怜夜様に抱かれて何処かの部屋に連れていかれた。






ベットに降ろされると、毛布からは怜夜様の匂いがして安心して






「おやすみ、姫奈。」





安心して眠ってしまった。