私には貴方だけ


さっきみたいに、可愛い洋服を次々に持つお兄様。




手当たり次第に持ってるのかと思ったけど、




「これは…姫奈っぽい。これは違う。」




ちゃんと選んでくれてるらしい。




その事が嬉しくて思わず頬が緩む。




「じゃあ姫奈、これ試着してみようか」





「はい」




内心またですか…と思ったのは仕方ない。




お兄様からわたされた洋服は全部で10着以上。





これはまた疲れそうだ。




「ご試着されますか〜?」





「はい。お願いします」





「こちらへどうぞ〜」