私には貴方だけ


「ありがとうございました〜」




大きなショップ袋を三つ渡され、お兄様が受け取る。




「お兄様、私も持ちます」




「大丈夫だよ姫奈。これは男の役目だから」




「ありがとうございます」




お兄様は時々頑固だ。




こうと決めたら頑なに譲らない。




一緒に居るようになって分かったことだ。




「あそこのお店、入ってみる?」





「はい」




目に入ったのはガーリーなお店。