私には貴方だけ


次の日



お兄様とのお出かけが楽しみで夜眠れなくて、多少寝不足の中、早起きをして服を選ぶ。




「うーん、これがいいかしら…でもこっちも良いわね……うーん……」




迷う。




結局、30分程迷って、白のシフォンワンピースにした。




「お兄様!お待たせしました」




「慌てなくて大丈夫だよ姫奈。可愛いね。とても良く似合っているよ。」




「ありがとうございます。」




お兄様の私服姿を初めて見た。




今まで病院にいる時は、学校帰りに来ていた為制服だったから……



白のTシャツに、青色のカーディガン。



ダメージの入ったズボンに靴。



お兄様にとてもよく似合っていた。



私の頭を撫でるお兄様。



「お兄様もとてもカッコ良いです。」




「ありがとう姫奈。じゃあ行こうか。」




「はい。アラン。」




「なんでしょう、お嬢様。」




「今日はゆっくりしていて良いですよ。」




「ありがとうございます。」