私には貴方だけ


「それは何ですか?」




「ふふっ。秘密です。」




今はまだ。



怜夜様にもお兄様にも、希沙様にも海季先輩にも、誰にも教えられない。




"時"が来たら、いずれ知る事だからーー





「じゃあ次っす!ーーーーーーーー」




そんな調子で面子の皆さんに色々な質問をされ、答えてと繰り返していた。




「姫奈」



「あっ、怜夜様!」



「ちっ」



先ほどまで楽しそうだったアランは、怜夜様の登場で一瞬にして不機嫌になる。