高校デビュー




それからご飯を食べて

私たちは普通に遊んだ。


昔仲良かった蒼太くんとわかったら

遊ぶことも全然抵抗じゃなくなった。



「あ、そろそろ帰るね。」


気づけばもう17時。

家に帰る頃には18時半過ぎだ。



「あ、遠いもんな。

駅まで送る。」



「ありがと。

そんなとこまで大人になったね~。」



「まだ15だけどな。」



私たちはそれからくだらない話をして

駅まで向かった。



「じゃーな、気を付けろよ。」



「うん!ありがとね。

また学校でね~。」



そして私は帰路についた。


まさかあの蒼太くんだとはね。

あの頃すっごい仲良かったし

転校知って泣いたりもしたのに……

忘れちゃうなんてね。