高校デビュー




「なぁ、今日泊まってけば?」


「え…でもそんな急にいいの?」


「いーよ。弁当箱貸して。

母さんに言ってくるし。」



私がお弁当箱を渡すと

雄也は部屋を出ていった。


………お母さんに連絡しとくか。



『プルルルル…プルルルル…

もしもし?どうしたの?』



「あ、莉々愛だけどね

今日彼氏んち泊まってってもいい?」



『いいわよ。

その代わり、今度つれてきてね。』



「はは、わかった。言っとく。

じゃーね。」



私が電話を切ると

部屋に女の人が入ってきた。



「莉々愛ちゃん!?

私、雄也の姉の美優!

1つ上だよ!

今日泊まってくんでしょ?

服かしてあげるね!

下着もあるし今から洗濯すれば

明日の朝には乾くから着替えよ!」



「あ、はい…。」



勢いがすごすぎて…。