高校デビュー




そして放課後


「で、どうしたの?

早くしないと雅人と雄也来ちゃうし手短にね。」


美咲につれられ教室の隅で話すことに。


「雄也って私のこと本当に好きなのかな。」


「……………は?」


なんか呆れてる…?


「私たち付き合う前とほとんど変わってなくて

一緒に歩くときに手繋ぐぐらいなんだよね。

一緒に帰ってるけどそれはずっとそうだし…

二人きりになるのだって図書館だけだし

キスすらまだしてないし。


雅人くんみたいにべたべたすることもないし。


雄也ってかっこいいし目立つけど

私なんてここまでやってもそこそこだし。

気も弱いし元地味子だし…。


なんか悩みが増えちゃって。」



ちょっと美咲が羨ましいんだ。

あんなに好き好きオーラがいっぱいの彼氏で。