それからしばらくたった

ある日の放課後ー



今日は私の方が先か。


相変わらず雄也と図書館で過ごす日々が

続いています。


私はまた新しい本を読みたくて手を伸ばすが…

届かない!なんでこんなに高いの!


…………雄也くるの待つか。


仕方なく私は一人で本棚の本を見て

読みたい本を探していた。



ガチャ


あ、きたかな?


私がドアの方に目を向けると

一人の女の子が入ってきた。


違ったか、残念。


上靴の色からして先輩かな?


まぁいいや。



私はまた本棚と向き合った。



ガチャ


あ、きたかな?



またドアの方に目を向けると

次は雄也だった。


私は雄也に近づこうとしたら…



「一ノ瀬雄也くん!」


女の先輩が雄也に話しかけて

私は足を止めた。