高校デビュー




「あー…。」


言いにくい…。


「話せば?

美咲も雅人も気にしねーって。」


うー…。


「実はね、私いじめられてたの。」



「え、莉々愛が?なんで?」


それから私は一ノ瀬くんに言ったことを

そのまま二人にも話した。

もちろん、高校デビューのことも。


「へー、そうだったんだ。

早く言ってよー!

その見た目は好きでしてる?」


「え?お母さんの好み。」


「じゃあさ、私もやりたい!」


……………美咲は引くどころか

私の見た目を変えたがりました。


「私、この見た目好きじゃないから。

ね、私もやって良い?」



「え、うん。いいけど…。」



「俺も変えてほしい。

あの女とかぶるし。」



「あー、うん。そうだね。

結構似てたもんね。」



「ね、今日莉々愛んち泊まりに行きたい。」



「今日?いいけど…どうしたの?」



「だから、莉々愛のイメチェンだよ!

というわけで着替えて荷物もってくるね!」


そう言って美咲は出ていった。