高校デビュー




そんなこんなで

前に蒼太くんと来たファミレスへついた。



「ねぇ、二人は一ノ瀬くんの好きな人知ってる?」


私は美咲と雅人くんに聞いた。


「へー、やっぱ好きなんだ。

なら一人しかいねーな。」



「莉々愛にはわかんないよ。」


……………やっぱり二人は鋭いのかな。


「私も知りたい。」


「うるせーよ、黙ってろ。」


だから怖いってば。



「莉々愛は告白しないの?」


「えぇ!私に話戻さないでよ!」


「いいじゃん。」


「……………雅人くんはすごいよね。

フラれても何回もいくんだもんね。」


「まー、諦められねーし?

美咲に彼氏ができるまで諦めない!

って勢いでいったら実った。

最初はめっちゃ拒否られたけど。」



「ふーん…。」



「冷たくされるのも愛情表現ってわけ。」



ふーん…。



「冷たいんだけどさー、優しいんだよ。

無視しないでいてくれるし

なんだかんだ言って一緒に帰ってくれるし。

だから俺も頑張れたんだよ。」



「……………なんか聞いてるの

恥ずかしくなってきた。」



のろけ全開だしね。