君に最初で最後の愛を


「君は、柚子ちゃんのことが好きなの?」



は?



何...言って...。



「...違います」



すぐに答えられなかった。



それに動揺して、カバンを手に持ち出て行こうとした。



「...失礼します」



医者の横を通り過ぎた時、医者が耳元でぼそっと呟いた。



「.........過ぎた時間はもう二度と、元には戻らないんだからね」