君に最初で最後の愛を


蘭のその言葉に「あはは」と苦笑いしてから化学室に入った。



......その遊び人のうちの一人、あたしの好きな人なのですよ、蘭さん。






席は自由らしく、いつものメンバーで固まって座っていた。



あたしと蘭は1番後ろの端の席に座った。



授業が始まる1分前。



ガラッと扉が開き、小鳥遊くんとその友だちの橘くんが入ってきた。



その2人が入ってくるなり、女子たちはヒソヒソと話し出す。