君に最初で最後の愛を



「あた...し、が離れるわけっないじゃん!!きらっうわけ...な、じゃん!」



嗚咽で途切れ途切れになってる言葉。



少し聞き取りづらかったけど、嬉しかった。



「蘭...っ、ありがとう!!」



笑顔で。



心からのありがとうを、こころからの笑顔で。



*****




「ひっく...うううゔ」



「蘭...そろそろ泣き止んで?」



あれから時間が経ち、5時を回りはじめた。



ずっと蘭は泣きっぱなし。



「だって、柚子は...うわぁぁゔゔ」



言いたいことはわかる。



『柚子は死んじゃう』