「元気になって良かったね」 そう言ってシェリーは立ち上がると、再び果物を探し始めた。 結構奥まで来たけど、果物や実がなってる木がないな...。 「はぁ...今日は諦めるしかなさそう...」 探しても見つからなかったため、シェリーはため息をつき、元来た道を歩き出した。 「......鹿?」