アルカナ能力。


それは代々一族が受け持つ能力(ちから)。


アルカナにも種類が沢山ある。


手から炎や水、過去を見たり、未来を見たり。


この国には様々なアルカナ、つまり能力者が存在する。


その中でも、最も優れたアルカナ能力を操る一族がいる。


その一族の能力(ちから)は“自然を操る”事だった。


自然=(イコール)世界を操る。


つまり、すべてを操る事が出来るのだ。


このアルカナを“ナートゥーラアルカナ”という。


ナートゥーラアルカナを持っている一族は、いろんな王族や貴族から欲しがられる存在だった。


時には命を落とす事も...。


そして、ナートゥーラアルカナを操る一族は、いつしか消えていった。