釘を刺されたからには、私達も今度はちゃんと、お嬢様に付いて行かなくてはならない。 はぁ、と自然に口からため息が漏れた。 偶然にも、霧島くんも同じタイミングでため息をした。 こうして、早くも沈み始めた太陽が照らす夕空を背景に、かなり遅めの校舎案内は始まったのだった。