「き、霧島くん……そんなこと気にしなくてもいいんだよ? 私、基本暇を持て余すタイプだし、それに……」 バームクーヘンに釣られただけだし。 その言葉が思わず口から漏れそうになって、慌てて口を塞いだ。 あっぶない。危うく言うところだった。 流石にこれはまずい。言ったら食べ物に簡単に釣られる女だと思われる! 霧島くんは、そんな私の様子を見て、クスリと笑って、続けた。