そうは言いつつも、お嬢様は満更でもなさそうな表情を浮かべている。 「さぁ。では、行きましょうか。始めは四階から案内いたしますね」 そう言ってお嬢様は鼻歌交じりに歩き出した。 やばい。この生徒会長、ちょろい。 「桜さん……」 「大丈夫だよ、霧島くん。あの人もなんだかんだ良い人だから」 「そうだと、良いんですけど……」