「ねぇ……俺のこと好きって、ホント?」 信じられないという表情で。 「だったらなんなんです?先輩にしてみれば、どーでもいいことでしょうっ?」 だって、先輩は生徒会に戻すための嘘をついただけなんだし。 そしたら、またもやぎゅっと抱きついてきて。 「両想い……嬉し……」 幸せそうな吐息混じりにつぶやいた。