「芦基!アンタ、蒼月に喧嘩教えた!?」


「……バレちゃったぁ☆」


「蒼月がお願いしたのぉ〜♪」


紘叔父さんと芦基叔父さんに教えて貰ってた。

これも内緒だったけど…まぁ、いっか!
紘叔父さんもバレちゃったし。


「大丈夫だよぉ〜?
そんなに教え込んでないから♪」


「嘘つけ!
私の目は誤魔化せないんだからね!?」


お母さんがご立腹だ。
出来ないと思ってたのに喧嘩出来るんだもん。


『私を教えたのは
紘叔父さんだから大丈夫だよ!』


「そう…それならって安心出来ないわよ!!」


ドスッ!


おー…見事な手刀!