諒君と手を繋いで街を歩いた。 諒君の笑顔、声、手の温もり、全てがあたしの胸をぎゅっと刺激して。 頭がぼんやりして、身体が熱くって。 あたし、宙でも歩いてしまうのではないかなと思った。 こうやって諒君とただ歩くだけで幸せだった。 諒君とカフェに入ったり、デパートを見て回ったり。 すごくすごく楽しかった。 そして、すごくすごく幸せだった。 こんなに幸せでいいのかな? 何か悪いことが起こったりしないのかな。