チュンチュンチュンチュン…… 眩しい朝の光に、爽やかな小鳥の声。 あたしは目を開けた……。 見慣れた白い天井。 だけど、雰囲気が違う。 あれ?カーテン、紺色だっけ? そう思って横を見て…… 「!?」 お決まりのように飛び起きた。 あたしの目と鼻の先には諒君の綺麗な顔があって。 目を閉じ、少しだけ口が開いていて。 胸が微かに上下している。 あたしの馬鹿! また諒君と朝チュンしてしまったの!? そして、またまた記憶がないの?