心愛side

意識がなくなったあと……

肺移植ができることに……。


そう……私は……肺が昔から悪く、余命宣告までされていた……。



理緒たちには水龍に手紙を渡すように伝えてあって、やっとのこと、死ねると思ったのに……。死ねなかった……






「だって、目が覚めたら、病院だし?私だって、わけわかんなかったよ。」

理緒「逆ギレ?」

それから、理緒に電話してー


「はい。」

「あー、理緒?」

「え?は?心愛?」

「うん。そう。何か生きてる。」

「はぁぁーー?」

「なんかね、移植出来たみたい。」

「酷くない???私もう……死のうかと思ったんだよ!!!今からいくから……」


……切られたし、キレられた。
あー、ナースよぼっ。

ナースをよんで、あっちゃんが来て、
家族が来て、帰った瞬間に、


バンっ!


「病院のドアはお静かに。」


理緒「心愛~!!!!良かった。」

「……理緒~!良かったねー。それよりさ、傑たちと棗たちには?」

理緒「言ってない。あのね、こうしない??」

「おー、いいねー!リョーカイ。」



それが今の計画ってこと。



「わかった人~」

全員「「はい。分かりました。」」