心愛「何て言う名前?」

奈由「奈由。」

心愛「へぇー、奈由ちゃんかー!可愛い名前だね!私は、心愛!宜しくね!奈由!」

その時から一緒に過ごすようになったんだ。

先生「心愛さん!あなたまた寝てるんですか?そんなにつまんないんですか?」

心愛「はい。とても……つまんないです。ごめんなさい。欠伸が出てきてしまったので、寝てしまいました……。後、先生……臭いんで離れてください。鼻がもげます。」

先生「……なっ!」

奈由「……先生……心愛は多分……香水がキツいので……少し離れてくださいと言いたいのですよ。」

この時から奈由は、フォローしてくれたんだよね……。

それに……家族関係のことをよく言っていたけど、あんなになるまで……我慢していたなんて……。思わなかったよ。




奈由「私ね、お父さん大っ嫌いなんだよ~。お兄ちゃんはね、好き~。大好き~。お母さんも好きだったんだ~。でもいなくなっちゃったの。」

心愛「えー?何々…?一種の反抗期?お母さん……いなくなっちゃったの?」