でも……中々敵わなくて……。
それでも、奈由を守った。
傷だらけになっても……守ったんだ。

奈由は友達が出来なかったんだ。
痣のせいで……。でも……二人親友が出来たってよく話していた……

名前は……忘れたけどな……。
俺は嬉しかったんだ……。
だから、油断した……。
学校が遅くなって……
帰ってきたとき……奈由は……

もう空へ旅立っていった。



それからは……あんまりおぼてていないが……当時の総長……酒井さんに拾われたんだ。




棗「だから、俺はお前を許さねぇー。言うことも聞かねぇーよ!」