棗side

「あいつ……面白いな。」

俺らを見ても騒ぎもしなかったし、媚もうってこなかった。

あんなやついたんだな。


「おい!追い掛けるぞ‼」

要「棗なら、そー言うと思ったー。」

浚「いいですよ。」

大和「女の子追いかけるなんて……やるー!」

連夜「……そんな趣味……あったのか……」


と言いつつ、追いかけてくれるようだ。





成瀬心愛‼待ってろよ!



俺らは、2手にわかれて探すことにした。

まだ……遠くには言っていないはずだ。


まずは……屋上からだな。

?「なぁ~、こんな時間に一人出歩いてるなんてな~?」


げっ!俺らの下っぱじゃん!何、女子口説いてんだよ。

?「しかも可愛いし!姫になれば守ってやるよ~。


てか……何故心愛はここにいるんだ?屋上に……。

?「そしたら付き合ってやるよ。」

心愛「姫?意味分からない。あなたと付き合わないといけないのも意味分からない。」

?「姫は俺らの守る存在で~総長の女何だぞ。」

じゃ、お前ら付き合えないだろ。

心愛「うざい……てか……あんたたち、水龍の下の人?」



……あいつは、屋上で絡まれてた。