思い出の花束 ~ to a favorite person ~





学校に行く道は桜が並んでいて

暖かいというより日差しは暑く

太陽を遮る雲は無い綺麗な青空だった。

卒業式から約2年前髪もだいぶ伸びて

今では目に少しかかるくらいに伸びた。

目に入ると痛いから止めるか、上げるか

巻いて少しながす、のどれかにしている。

顔も見えるから少しは明るくなったかな?


今日は始業式だけど、授業もある。

邪魔にならないように少し巻いてみたけど

慣れない作業は不器用な私には難しくて

所々おかしいと思う...。


暑いくらいの日差しの中吹く風は

まだ少し北風で冷たい風が頬を滑り

胸下まで伸びた長い黒髪がフワリと靡いた。


俯きがちに歩いているといつのまにか学校で

朝ご飯を買い忘れたことも忘れていた。

いつもは遅く集まる生徒達は

クラス替えの紙をいち早く確認するために

5倍以上の人数が来ていた。

先生が配る小さな紙にも

クラスが書いてあるらしく

先生と学校掲示板の周りには沢山の人がいた。