やはり大斗は優しい人だ。 「何?この店? こんなの前に無かったよね?」 町中を歩いていると、あたしの知らないデパートが建っている。 それは新しそうで、最近出来たものみたいだ。 「ここ去年開いたんだよ。 行ってみるか?」 やはりあたしの読みは当たっていたみたいだ。 「何があるの?」 「結構揃ってるよ」 何でそんなアバウトにしか答えてくれないの。 あたしは少し困ったが、入店することにした。 「実はここ、結月と一緒に来たことあるんだぜ」