「甘いね、小夜。
あんな人気者に幼なじみがいるなら、とっくにその人も知られてるよ。
噂になってない所を見ると、同じ学校じゃないよ」
あたしはまた違うパターンで驚いている。
美菜はいつからそんなに頭が良くなったの。
あたしはそこまで考えが回らないよ。
「そうだね。違う学校だね。
まだ詳しいこと知らないんだ。
あんまり話してないから」
「でもこっちに来たら、再会したんでしょ?
今日大斗くんに会ったのが、久しぶりってわけじゃないよね?」
あたしは次々に質問をぶつけられる。
そんな中残り少なくなった定食を、大事そうに口の中へと運ぶ。



