ビックリ。 急に美菜がおしゃべりになったよ。
「そんなすごい人になったんだ、大斗」
詳しくしてくれた説明に、あたしは一言しか返せなかった。
「お待たせいたしましたー。
おまかせ定食です」
限られた時間の中で街をウロウロしていると、あっという間に暗くなりあたしたちはレストランに来ていた。
そして注文したものを待っている間、楽しく喋っていると、やっと来た。
あたしはウキウキしながら、おかずに手を入れた。
「んー! おいしーい!」
口の中に一杯に広がる油の旨味が、これまたなんとも言えない。
「ったく。
美味しそうに食べるのは昔から変わらないのね」



