幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?


それで耳打ちで喜びの意を示された。



でもあたしは喜べなかった。


―――どういうつもり?


あたしはそう思ってしまう。


だって会って早々あたしに迫ってくるんだよ?



まぁあそこは人目がつかない所だから、できた事なんだろうけれど…。



「ん?
明日も都合悪いの?」


あたしがなかなか返事をしないでいると、顔を覗きこむようにして訊かれる。



「わかった。
教室ね。

待ってるよ」


そう言ってあたしは学校を後にするのであった。