あたしの考えていることがわかっていたから。
驚きのあまり、大斗を見てしまった。
「ちなみに俺は1組。
気軽に来てな」
そう言い終わると、大斗は1組の教室へと入っていった。
最後まで後ろ姿を見届けようとする女性陣から逃げるように、あたしは2組の教室へと入っていった。
黒板のど真ん中に貼られている座席表をまじまじと見る。
自分の名前を探すのに精一杯だ。
「わぁ!」
「うわあ!!」
そんな最中誰かがあたしを驚かしてきた。
予測もしてなかったので、あたしは大きく反応してしまった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…