結月も大斗も!
幼なじみを何だと思ってんの!?」
不満に思っていたあたしは、つい結月にあたってしまう。
あたしの発言に苛ついたのか、教えようとしているのか、結月はまたもや近づいてくる。
「大斗に何されたのか?」
この言葉はビックリするくらい柔らかく発せられた。
でも今でもあたしを抱きしめようとする腕が目に入ってしまい、後退りをしてしまう。
「あんたと同じようなことだよ」
そう言った瞬間、後ずさりしていたのが終わりを迎える。
方向を換えて後ろに歩いていたのだが、とうとう柵にあたってしまった。
「なんだよ、あいつ」
いつの間にか怒りが生じた結月は、力づくであたしを座らせる。



