大斗で喜べたのに、俺にはぎこちない挨拶で終わり。 あいつに差をつけられるのは、俺は嫌いなんだよ」 何で怒られなきゃなんないの? 久しぶりに会って、まだ1時間も経たないというのに。 でも逆を言えば、これは思い出になるのかもしれない。 久しぶりに会ったかと思えば、怒られるってこと。 きっと未来のあたしが振り返ると、笑えるだろうな。 「ごめんごめん、そういうつもりは無いんだ」 あたしが軽く返そうとする。 「俺は謝罪の言葉だけで許そうとは思っていない」 しかし目の前の人は、それを否認する。