そう言われ、拒んだ大斗のキスのことを思い出してしまう。
結月に背を向けて大斗を見ているあたしは、頭がいっぱいいっぱいだ。
それからあたしは引き止めた大斗に何も言えず、微笑んでくれた彼は屋上を後にした。
いきなりの2人きり?!
大斗はあたしと結月の付き合いになんの期待をしているの?
そうじゃないとこんなことにならない。
「俺にもくれよ。
昨日大斗と食ったんだろ?」
沈黙を破ってくれたが、一瞬なんのことを言われているのかわからなかった。
結月が言っているのは、今あたしが持っている袋の中身のこと。
中に何が入っているかは知っているのかわからないけれど、大体何が入っているかわかるよね?



