とうとう向かい合わせになってしまい、赤くなった顔を見られる。 「やっぱお前も、照れるんだな。 こんなことしたら。 可愛い所もあるじゃん」 「こんなことされたら…誰だって照れるに決まってんじゃん。 も、もう離して! あんたの気持ち、わかったから!」 固定された体を無理矢理動かすけれども、なかなか解放されない。 それに疲労が溜まっているだけあって、あまり力が発揮されない。 「離したくないんだ。 もう少しだけ。 このままでいさせて」 柔らかな声色が、あたしの動きを止めさせる。