ルンルンしている美菜は、あっさりと帰っていった。 「あの子が帰るなら、俺達も帰るか」 「っだな」 「またねーさよちゃーん。 俺達結月の友達だから、見かけたら遠慮なく声かけてねー」 気さくにあたしの名前を呼んだ彼は、他の人を引き連れてこの場を後にした。 「あたしの名前、インプットするの早すぎるでしょ…」 歩いて行く彼らの背中越しに、ポツリと呟く。 「そっち見すぎ。 帰るぞ」 ハイハイ、いつもの自分勝手ですよね。