俺が忘れさせてやるから」 それからは本当一瞬のように感じた。 あたしは結月に振り向かせられ、口と口がくっついたのは。 予知していなかったことで、あたしは驚いてしまう。 離してと言わんばかりに、相手の胸を叩く。 そして相手がキスをやめた所で、あたしは言い放つ。 「こんなんで忘れられるわけないじゃん!」 「そう思えるのは今だけだ。 何回もすりゃ、自然と忘れるようになる」 更に言い返そうとしたが、同じことの繰り返しだと予測して黙る。 代わりに野次を投げる。