あたしなんかより、あんな気品が良くて、背が高くて、大斗と釣り合いが取れる人…。 彼女にして、家に上げるのは当たり前だよね。 何度も何度も失恋を実感させないでよ、大斗のばか。 そのままあたしは手ぶらになった手で、玄関のドアを開けようとした。 だけど…早すぎるよね。 戻って来るの。 それに今母さんとも顔を合わせたくない。 ……結月。 でもなぁ今顔合わせづらいからなぁ。 久しぶりに階段の踊り場に行こう。 2人の幼なじみと再会した、あの場所に。