下のボタンを押そうとすると、突然そんな声がかかる。 声をかけた背の高い女の人を見るとー。 その人の言う通り、同じ高校である。 制服が紛れもない証拠だ。 「そうみたいですね」 「大斗の家、知らない? 今日病欠してね。 担任にプリント渡せって頼まれちゃって。 でもあたし、大斗の家知らなくて。 知ってたら教えてくれない?」 あれ? この人…。 テスト前に美菜と居る時に見た、大斗の隣に歩いていた女の人。