それを掴まないって…。 そんなのダメだから! 小夜が断わるなら、あたしが行ってもいいんだからね! でもそんなの出来ないから… あたし、小夜に思いを託す。 だからあたしの為にも断ったりしないで!」 なんなの、美菜の世界観は。 あたしが理解できないことがいくつもある。 いちいち突っ込んでいたら、時間が掛かる。 美菜は自分の世界を共有させたせいか、息が乱れている。 落ち着きなよ…。 「つまり美菜は、あたしとその男と何かあって欲しいんだ?」 「もちろん、恋人に発展してもらいたいよ」