そんな気にさせるつもりは無かったのに。
「そういうことじゃなくて…
今回、家庭教師?
つくかもしれないんだ」
「え!?
小夜の母さん、そこまで厳しくなったの?」
それが今回は母さんは何も知らないんだよね。
この先を言うと、絶対に美菜は飛びつくに決まっているんだから。
「実はあたしの幼なじみ、もう1人いるんだけどさ、なんか流れで勉強教えてくれることになったんだ」
「えーーーーーー!?」
ほらやっぱり。
机に伏せていた顔が、あたしのこの一言で一気に起こすことが出来た。
「大斗君並みにかっこいい人が、小夜に勉強教えてくれるの!?」



