こんなにあたしの事を気にかけている友達を避けるようにしたんだから。 だけどあたし…。 今泣きそうなんだ。 一昨日の大斗が忘れられない。 あんなことされた大斗を忘れるなんて出来ないよ…。 そうは思うものの、あたしは大斗を思い出さないようにするのであった。 「小夜、だいぶ元気になったね」 数日経った、ある日の昼休み。 弁当箱を片しながら、美菜に言われる。 「でしょー! なるべくね、嫌なこと忘れようと思ってさ」