少し距離をおいて勉強机に付いている椅子に座っている大斗まで、あたしを促す。 しかも大斗、意外とノリ軽い。 いつもだったらこんな結月を止めてくれるはずなのに。 「ほら、こっち向け」 よそ見をしていると頬をホールドされ、強制的に結月と目を合わされる。 それが合図かのように、結月の顔が近づいてきた。 ちょちょ、待って! 大斗のいる前でーー! 「あ………」 夢から覚めたあたしは、毛布に口が触れていた。 何だったんだ、今の夢。