挙句の果てには電車も乗れねぇし。 お前は大斗のことしか頭にねぇのか」 「しょうがないじゃん! 好きなんだから」 あ…。 や、ヤバイ。 怒り紛れの呆けを喰らったというのに、追い打ちをかけてしまった。 「あ、いや、好きって言っても色んな種類があってね、 で、大斗はね…」 あたしが一生懸命言い訳をしようとしていると、結月は遠い目をしていた。 ……って聞いてないね、あたしの説明。 ムスッとしかけて、あたしも結月の見ている方を見ようとする。