天気と私を守る妖怪たちを除けば、いつもと変わらぬ毎日。 屋敷の中は、いつ何が来ても良いように意識を集中させているものの、緊張感と言うものはなく。 居間でお茶している者もいれば、庭で遊ぶ妖怪だっている。 白何かは、いつものように書物を読んでいる。 私の事好きならもっと私に構ってくれても良いのになぁ、 (……何て、思ったり…)