「「皆で雪様をお守り致します。」」 そう言った皆は、私を中心に取り囲む。 何人かの妖怪たちは、お庭や屋敷の外回り、屋根上など。 厳重な守りで固められた。 お手洗いに行くときも2階の部屋に行くときも、何をするときも私の回りには誰かしらいた。 だけど、いつも隣に居るのは白だった。 こんなに妖怪が来ると言う事は、それだけ白が慕われていると言うこと。 白が慕われているからこそ、皆私を守ってくれる。