夢じゃ無かったの?! その証拠に、口付けをされた部位にはしっかりと赤い痕が付いていた。 ど、どうしよう。 昨日の今日だから何だか気まずいよ。 そう思いながら、ゆっくりと階下へと下りていく。 白は縁側に立ちながら、空を眺めていた。 「あの、白…おはよう。」 「あぁ。」 白はいつもと変わらない。 昨日はあんな事までしといて、平然としていられる何て凄すぎる。