何だか、良い夢を見そうなくらい素敵な気持ちになった。 「雪、お前が好きだ。」 どこか熱っぽい瞳で放った言葉にドキドキじゃ何だか収まらないような高鳴りを覚える。 何となく、白とは両思いだと感じて一人舞い上がっては居たけれど、 いざ面と向かって言われるとこんなにも表せないほどの歓喜が沸き上がってくるものなんだ。 「だから、俺から離れてくれるな。」 声になら無い掠れた声の白は私を強く抱き締める。 声色はどこか悲しみや寂しさを感じさせた。 「…うん。」